別府大学 文学部 国際言語・文化学科
芸術系3コース『卒展2015』


2015年1月14日(水)〜1月18日(日)
@大分市アートプラザ

 別府大学へ赴任以来7回目の卒業制作展です。マンガ・アニメーションコースも第8期生を送り出すことになりました。展示作品は10作品。(内1作品がアニメーションを含むホームページ)
 長年お世話になってきた大分県立芸術会館が閉館となったため、大分市アートプラザでの開催となりました。それも予約の都合で、会期が例年より2週間も早まり、正月休み明けのバタバタの準備。搬出日はセンター試験最終日とバッティングという混乱のスケジュールでした。会場設営の要領も例年と異なるため、不安の中での搬入となりましたが、パネルの飾り付けもスムーズに進行、上々の仕上がりでした。
 マンガ・アニメコースに割り当てられたのは、ギャラリーB。三つの個室?が並ぶ構成で、それはそれで良い雰囲気でした。パネル展示は例年、ピックアップして8ページを飾るスタイルでしたが、今回はサイズを小さくして(A4横位置に見開き2ページ)全ページを展示。秋に学内で行ったクラサン杯展のノーハウを活かすことができました。
 1年生の全面協力もあって会場設営は◎でしたが、個別の作品内容は……。指導教官としては大いに悔やまれる年度になりました。指導に厳しさが足りなかった…もっと真剣、本気に向かい合う必要があったか…僕自身気合に欠けていたのでしょうか。諦めず、嫌われても…喧嘩してでも…強くスケジュールを意識させ、内容にも遠慮せず苦言を呈し、完成度を高めるべく粘り強く見直しを求めるべきだった……自戒と反省の気持ちが今も強く残っています。求めればできたのか?難しい……でも、それで済ませちゃいけない……。

 来年の卒業制作展は、新しくオープンする「大分県立美術館(OPAM)」が会場となります。



 同時開催の「大分ユーモアまんが大賞」は第5回を迎えることができました。応募作品数は昨年をやや下回りましたが、個性的な作品が揃いました。
 特に大賞受賞の「ウェイクアップ」は商業誌には載りにくいタイプのマンガですが、娯楽性とメッセージ性を兼ね備えた快作です。
 是非大学ホームページでお楽しみください。

第5回「大分ユーモアまんが大賞」受賞作品はこちらでご覧ください。