40歳代の頃から耳鳴りは日常だったり、別府へ転居して間もなく「航空中耳炎」と診断されたり、耳に問題アリとは自覚していたが、今回は特に症状が深刻だったので記録に残しておこうと思う。
【2024.10月】
以前から、会話が聞き取りにくい状態が続いていたが……
2024.10.05
夕方、左耳に耳鳴りがして聴力が低下する。
夜、テレビを見ていて、左耳がほとんど聞こえていないことを自覚する。
2024.10.06
起床時に多少の不安定感。自治会の草刈り、写真撮影などに参加。聴力は回復せず。
2024.10.07
起床時、強い異常感。視界が回るような感覚。平衡感覚が保てない。脂汗。頭を動かすと後頭部に不快感。1時間半ほどで、平常に近くなるが、違和感は残る。
・児玉耳鼻咽喉科クリニックを受診(別府北浜) 診療医師:児玉公彦理事長
「目まいを伴う突発性難聴」入院レベルの診断。別府医療センターへの紹介状をいただく。
2024.10.08
・別府医療センター耳鼻咽喉科を受診 担当医師:上尾綾子医師
2024.10.09
・別府医療センターに入院。点滴によるステロイド投与開始。
ソル・メドロール静注用125mg10/9〜10/10、同62.5mg10/11〜10/12、同40mg10/13〜10/14
2024.10.15
・別府医療センターを退院。退院直前の聴力検査では残念ながら入院時と変化なし。
帰宅後から処方されたプレドニン錠を服用。
2024.10.23
・別府医療センターで脳のMRI検査は異常なし/聴力検査は残念ながら改善なし。
2024.10.25
・別府医療センターからの報告診断書を持参して、児玉耳鼻咽喉科クリニックを再受診。
児玉公彦先生から高気圧酸素治療を知らされ、「是非!」とお願いして中村病院への紹介状をいただく。
・同日午後 中村病院を受診。担当医/安藤健明医師(血液内科部長 兼 総合内科部長)より説明を受け、16:45より高気圧酸素治療の第1回目。酸素カプセルに入り、2気圧(大気圧の2倍)の環境下で100%酸素を吸入することで血液中の酸素量を増加させ、内耳のコルチ器に充分な酸素を供給させ、症状を改善させる治療。治療時間80〜90分(加圧に10分、酸素摂取60分、減圧10分)。休診日を除き、毎日30回の治療。
2024.11.05
10回目の治療。(11月06日〜11月10日の間、都合により休止)
2024.11.14 酸素治療11回目/耳詰まりが解消している時は聴力が回復していることを実感できる。
2024.11.20 酸素治療19回目/耳詰まりも改善傾向を感じる。
2024.12.03 酸素治療30回終了。
・その足で児玉耳鼻科へ向かい、聴力検査を受ける。結果は「効果があり改善しているが、更に回復の余地あり」「あと10回続けるか」ということで、酸素治療の中村病院宛に「治療継続」の紹介状を書いてもらう。
2024.12.04
・朝一で、児玉耳鼻科からの再度の紹介状を持って酸素治療の中村病院へ。たまたま出勤してきた安藤健明医師にあと10回の治療のお願い。答えは「酸素の保険適用は30回までですが……」。事務の責任者に代わり「自由診療だとかなり高額」と告げられる。迷ったが、妻からLINEで「お金がかかってもあと10回続けるべき!!」妻の提言に従うことに。
午後から治療継続。
2024.12.09 35回目の酸素治療。
2024.12.10
36回目の予定だったが、風邪の初期症状を自覚。大事を取り、酸素治療は休止することに。その後の執筆スケジュールや年末神社業務の日程を考えると「継続は難しいな」と判断し、安藤医師に面談でお断りを入れ、終了ということにしてもらう。
2024.12.24
風邪も回復し、仕事も一段落したので、児玉耳鼻咽喉科クリニックで《最終聴力検査》を受ける。図は____赤が10月7日初診時の左耳、青が12月3日酸素治療30回終了時の左耳、黒が12月24日の右耳○と左耳×。
児玉公彦先生から「これまでで最高の回復例」とお褒めの言葉をいただく。
メコバラミン錠500「トーワ」0.5mg(ビタミンB12)とアデホスコーワ顆粒10%1g包(血流をよくする)の服用を継続する。
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